10/03/09 櫻井が中嶋に迫る3勝目 秋のマッチ本戦トーナメントが開幕
タロフォフォで行われた10月3日の週例会。台風の影響で開催が危ぶまれましたが、風は強かったものの心配された雨はほとんど降らず、阿部元会員を含めて12名のゴルフバカが参加。めまぐるしく変わる風の向きに皆翻弄されるかと思いきや、罰金は僅か3名と意外な結果に。中でも橋本と櫻井が大健闘。今年まだ優勝のない橋本は42・42とスコアをまとめネット69。初優勝かと思われましたが、1組目で柴田とマッチを行った櫻井が同ネット。グロスで1打橋本を上回り湯詰と並ぶ今年3勝目。ハーラートップの中嶋にあと1勝と迫りました。 ついに始まった本戦トーナメント。この日は幹事の小川と柴田が藤井と櫻井と同じ1組目で対戦。インからのスタートとなった。最近絶不調が続く小川はいきなり池ポチャのスタートでこの日も調子が上がらない。藤井を相手に序盤7ホールで6ダウンを喫し早々と白旗状態。途中相手の乱れで4ホール返したものの時既に遅く、5&3でマッチの女王は1回戦敗退。柴田対櫻井は手に汗握る好ゲーム。ハンデ3をもらった柴田が久しぶりに小技に冴えを見せ前半は櫻井を上回る41。13ホールを終わって2アップと柴田がリードした。しかし、元シングルの高井もその実力を認める櫻井はここから反撃。イーブンで迎えた最終ホールを取り1アップで櫻井が柴田を下しました。
10/10/09 屋代初優勝に1打届かず、青木が今期1勝目 秋のマッチ本戦トーナメント2週目
今年2番目に多い参加26名に恐怖のマンギラオが牙を剥いた。9人の満額を含む過去最高の22名が、これまた過去最高金額の$143の罰金を集める大乱打戦。そんな中、最終組で野口とマッチを戦った屋代が大健闘。44・52の96でネットは73、ついに初優勝かと思われましたが、1組目で徹とマッチを戦った青木が同ネットの73。屋代は惜しくもあと1歩及ばず、青木が1年ぶりとなる今期1勝目をあげました。 この日は1回戦7組のマッチが組まれ、各組でマッチが行われ大変盛り上がりました。注目は1・2番人気の野口と鳥越。まずは鳥越が前回準優勝の大塚と対戦し予想通りの好ゲームを展開。14番を終わってイーブンだったがその後2ホールを大塚が連取してついに大手をかけた。残る2ホールはハンデホールで大塚が絶対有利の状況。鳥越は17番で何とか意地を見せて取り返したが、最終18番では痛恨のダボ。あえなく1回戦敗退かと思いきや、大塚はなんと11を叩いて自滅。辛くも鳥越がカウントバックで2回戦へ進みました。そしてこの日最大の注目、1番人気の野口が最終組で屋代と対戦。こちらは大方の予想を覆し屋代が初優勝かと思われる程の大健闘。前半を1アップリードして折り返した。しかしどんなことがあっても1回戦で負けられない野口は9番から5連続アップの猛攻で逆に3アップと逆転に成功。その後15・16番を屋代が取り返して粘ったものの、17番で8を叩いて万事休す。屋代の健闘むなしく大番狂わせは起きず、野口が順当に2&1で屋代を下しました。
10/17/09 山口がグロス80で同ネット二人を抑えて2勝目 秋のマッチ本戦トーナメント3週目
3ヶ月ぶりにCCPで行われた週例会に21人が参加。早いグリーンと狭いフェアウェイに苦しめられ半数以上が罰金となる中、優勝争いはネット72の3人の争いとなった。まず3位は後半40台で健闘した湯詰。2位は今年初優勝目前の16・17番で痛恨の連続ダボを叩いて失速した野口。そして優勝したのは、前週まで2週連続BBと死んだフリをしていた山口。藤村とのマッチで目を覚まし、後半は38で回ってグロス80。3月以来の今期2勝目をあげました。 この日は1回戦4試合と2回戦1試合が行われ、全てが好ゲーム。まずは注目の3番人気山口対藤村。ハンデ19で山口がてこずるかと思われたが、前半は3アップ。ところが後半に入ると藤村がボギーを重ねて反撃。だが山口もパーを重ねて6ホール連続でイーブンが続いた。最後は16番でとうとう藤村が息切れし、4&2で山口が難敵を下した。マッチ初出場ながら4番人気となった湯詰がマッチ仕様ゴルファー古山と対戦。CCPは2回目の挑戦で不利と思われた湯詰が15番を終わって2アップとリードした。しかし相手はまくりの古山。その異名どおり上がり3ホールは全てパー。見事な逆転勝利と思われたが、2つのハンデホールでしぶとくボギーを奪った湯詰が1アップで逃げ切り、見事人気に応えた。ダークホースの本命金森は金淵と対戦。12番を終わって2アップとまさかの展開。しかしそこから4連続ダウンで波乱は起きなかった。高井と対戦した長谷川はパットが全く入らずまさかの41パット。自ら波乱を起こして1回戦敗退。そして最初の2回戦となった雄次対亀井は、13番を終わって2ダウンとされた雄次がそこから4連続アップ。金淵同様鮮やかな逆転劇でベスト8一番乗りです。
10/24/09 藤井が得意のホームで3勝目 秋のマッチ本戦トーナメント4週目
人に優しいスターツで行われた10月第4週の週例会は、元会員の為近氏夫妻を迎え19名が参加。コンディションも良くさぞやハイレベルな優勝争いかと思われましたが、バーディーは全体で僅か3個、ネット60台はゼロとスターツでは珍しく全員が伸び悩んだ。そんな中、今期未勝利で不調に喘ぐ熊谷がニアピン2個とドラコンをゲットする活躍でネット71。1年ぶりの優勝かと思われましたが、ホームの藤井が最終ホールで金パットを沈めてこの日唯一のグロス70台。熊谷と同ネットで今期3勝目をあげました。 ついにこの日は1回戦の最終日、その残り2試合と2回戦2試合が行われた。まずは前週のCCPを避け、この日のために調教を続けてきた熊谷と超ダークホースの関根。前半はイーブンで折り返したが、後半に入ると熊谷が一方的にリード。そのまま1ホールも落とさずに4&3で熊谷が快勝。最後の1回戦、藤崎対松浦は両者罰金の熾烈な戦い。ほぼ互角の戦いは長距離を苦手とする松浦がスターツでは不利と思われたが、終盤2アップとした松浦がそのままリードを保って逃げ切りに成功した。そして注目の2回戦。まずは伏兵高井が実力馬青木に挑んだ。 高井はハンデホールを生かして15番を終わって1アップ。しかしハンデのない16番ショートでダボ、青木がイーブンに戻す絶好のチャンス。だがここで青木も痛恨のダボを叩き1ダウンのまま。次の17番でハンデ負けした青木がここで高井に破れた。そして好勝負が予想された実力者同士の一戦、慎太郎対山口。序盤は慎太郎が2アップとリードしたが、中盤から慎太郎がリズムを崩し山口が逆転。後半慎太郎が立て直すも、山口がそれを上回る6連続パーで逃げ切り、4&2で今大会屈指のカードを制した。
10/31/09 橋本が月例優勝&月間MVP 秋のマッチ本戦トーナメント
5週あった10月の月例会場はタロフォフォ。優勝争いはマッチ2回戦を戦った橋本と鳥越の両者。互いに27パットと好ゲームを展開し、ネット70の鳥越に対し2バーディを奪った橋本がネット68で嬉しい今期初優勝。マッチも勝利し、その勝敗を決めた16番ショートのニアピンをゲットしたことで月間MVPポイントも首位の長谷川に並び、平均順位の差で月例優勝と共に月間MVPも逆転で獲得しました。 この日は2回戦3試合とコマッタチャン2試合。まずはこのシリーズ最大のハンデ差28の戦い、藤井対松浦。ハンデ2枚がなんと10ホールある戦いに大波乱も十分期待できた一戦であったが、藤井が前半を1オーバーで回ってスキを見せず、後半も落ち着いて4&3で快勝。例会の優勝・準優勝の戦い、橋本対鳥越は10番で橋本が3アップとリード。そこから両者譲らず4ホールドローが続いた後の15番で後のない鳥越が一つ返して粘りを見せた。しかし続く16番ショートで橋本が見事なバーディを奪いゲームセット。2番人気の鳥越は2回戦で姿を消した。そして橋本・鳥越と同じ組で行われた1番人気の野口対金渕。こちらは一転両者罰金の泥仕合。前半は互いにパーが1個ずつしか取れない苦しい展開。13番を終わってイーブンとなった両者の勝敗を決めたのは続く14番と15番だった。この大事な終盤で野口はボギー・ボギー。相手にリードを許すかと思われたが、なんと金渕はダボ・ダボ。結局この差が最後までものを言い、野口が苦しみながらもなんとか1番人気に応え2アップで金渕を下した。