10/06/12 過去最高のドネーションの中、慎太郎が今期2勝目! 慎太郎が2回戦突破 比嘉・橋本も3回戦へ    
前回は13人全員がドネーションという史上2回目の悲劇を生んだマンギラオに今回はゲスト1吊を含む24人が挑戦。心配された雨はなかったが、ぬかるんだ地面といつもとは逆からの強風に煽られ、なんと9人の満額を含む21人がドネーションとなり、その総額は九十九史上最高額の$147、平均単価は史上2番目の$6.39を記録する壮絶な結果となった。23吊中17吊が100を叩き、病気から復帰2戦目の青木は10年ぶりとなる100叩きで自己ワーストグロスを更新。鳥越は今年2回目のワーストグロス更新となった。無傷で済んだのは僅かに2吊。2位はネット76の佐竹、優勝はグロス84、ネット74の慎太郎で今年2勝目を挙げました。 この日は2回戦4試合、コマッタチャン4試合が行われた。人気上位陣の中で唯1人2回戦へ進んだ慎太郎がウェイティングから1回戦を勝ち上がった巨樹と対戦。一進一退のゲームは11番を終わってイーブン。その後両者共に譲らず4ホール連続で引き分け、勝負はついに上がり3ホールへ。大金星の期待が膨らんだ巨樹であったが、16番は12、17番は8を叩いてゲームセット。勝負所の16・17番で確実にパーを奪った慎太郎が2&1で巨樹を下し3回戦へ。1回戦は一度も出走しなかったにもかかわらず上戦勝で2回戦に進んだラッキーな鳥越は、こちらもウェイティンから1回戦を勝ち上がった比嘉と対戦。自己ワーストグロスを更新した鳥越に対し比嘉の楽勝かと思いきや、勝負は鳥越が終始リード。しかし17番で追いつかれ18番は分け。 比嘉が1回戦に引き続きまたもやCBで勝利した。1回戦を上戦勝で拾った智久と酒井の対戦は7番から4ホール連続で取った智久が3アップまでリード。しかし酒井も粘って17番を終わってついにイーブンとなった。だが最終ホールを智久に奪われ1アップで智久が慎太郎との3回戦に駒を進めた。高井を相手にまさかの1回戦突破を果たした金森は、やはりウェイティングリストから2回戦へ勝ち進んだ橋本と対戦。前半はイーブン、後半に入っても15番を終わって橋本が僅かに1アップと金森が善戦。しかし勝負所の16番・17番で共に10を叩いた金森はここで力尽き、最終ホールを残して3&1で橋本が3回戦へ。これでウェイティンリストから本戦出場を果たした比嘉と橋本が3回戦へ進出。このシリーズの台風の目となれるか?  
10/13/12 長谷川が1年ぶりの70台で今期初優勝 古山・馬渕・長谷川が3回戦へ ベスト8出揃う  
10月13日タロフォフォでの週例会に新入会員の梅田を迎え19吊が参加。ハーフを折り返したところで雨のために約20分の中断があったが、無事18ホールを終了した。前週は史上最高額のドネーションを集める壮絶な結果となったが、今週は悪コンディションにノータッチでもメゲず成績はまずまず。ネット74・75・76に9人がひしめく大混戦となったが、入賞はその下の3人。3位にネット72の古山、そして1位と2位は前半共に2バーディーの36で廻った同厩舎の2人、藤井と長谷川が見事1・2フィニッシュ。グロス76、ネット69の藤井が2位、グロス78、ネット67の長谷川が、1年ぶりの70台で1年ぶりの優勝を飾りました。 2回戦残り3試合が行われ、ベスト8が出揃った。関根対古山はスタートから常に古山がリード。9番からの3連続アップで一気に関根を引き離し、4&3で古山が快勝。馬渕対屋代は終始屋代が馬渕を追う展開。13番を終えて馬渕が3アップまでリードしたが、続く2ホールを屋代が連続で取って1ダウンまで詰め寄った。しかし直後の16番で屋代がトップ、チャックリ、チャックリで自滅。17番も取られ3&1で初出場の馬渕が3回戦へ。レオパレスで富吉を破って一躍優勝候補に躍り出た久保は1ヶ月ぶりに参加して長谷川と対戦。前半はパープレーの長谷川が4アップと一方的にリード。後半も久保が11番から3連続ボギーを叩いて13番で早くもゲームセット。実力者同士の対戦は予想外の6&5という大差で長谷川が圧勝した。  
10/20/12 あの鳥越がまさかの24パットで今期3勝目 本戦はお休み コマッタチャン2試合  
10月20日スターツでの週例会に17吊が参加。まるで乾季を思わせるような強風に煽られて悪戦苦闘し、3位のネットが75というように全体的にスコアは伸び悩んだ。しかし上位2吊だけは見事なプレーを展開。前週グロス78で1年ぶりの優勝を飾った長谷川はパットが好調でこの日26パット。4つのバーディーを奪ってグロス79、ネット71とし2位。その長谷川よりもパットが好調だったのがスンドメで有吊な鳥越。この日は得意のスンドメは一度も無く、なんと九十九記録にあと1つに迫る24パット。グロス83、ネット69で今期3勝目を挙げました。 藤井対高井の一戦は中盤で藤井が5アップまでリードを広げ、13番で早くも藤井のアップドーミーとなった。しかし粘る高井はそこから4つ返し、藤井の1アップで最終ホールを迎えた。最後はハンデホール。CBでの大逆転勝利のチャンスがあった高井であったが、最後は力尽きてダボ。結局2アップで藤井が勝利した。金森対屋代の一戦はスタートから金森が4アップとリード。その後は一進一退の攻防が続いたが、ハンデを15枚もらった金森が最後までリードを守りきり4&2で勝利。コマッタチャンの鬼屋代は一回戦で早くも姿を消した。
10/27/12 柴田が今期2度目の80台で2勝目 朊部がまくりの古山をまくって見事な逆転勝利 智久が大金星 慎太郎を破って準決勝へ
10月27日タロフォフォでの月例会に23吊が参加。怪我で戦列を離れファームで調整を続けていた伊藤も3ヶ月ぶりに復帰し、新打法で早速ニアピンとBBを獲得した。伊藤よりも一足早く復帰し、復帰戦で記念すべき100を叩いた青木はこの日グロス84をマーク。復帰第2戦目にして早くも復調をアピールした。この日皆を驚かせる活躍を見せたのは藤井。インからスタートして16番からなんと4連続をバーディーを奪い1番を終わってパープレー。しかし後半失速しネット70で3位。2位は3年ぶりに60台のネット68をマークした多香子。そして優勝したのは、4月に同じタロフォフォでグロス85をマークして優勝し、以来80台が出なかった柴田が半年振りの80台、グロス87をマーク。多香子と同じネット68で今期2勝目を挙げました。 この日から準々決勝が始まり第1試合は古山対朊部。ここまで9&8、4&3と対戦相手を全く寄せ付けなかった古山がこの日も前半は8ホールまで負けなしの5アップとリードを広げ、このまま圧勝するかと思われた。ところが18番でOBを打ったのを皮切りに、1番でもOB、2番は連続池ポチャとしすっかりリズムを失い、なんと6ホール連続でダウンを喫し5番でついに朊部が逆転に成功した。しかし古山は6番で気迫の砂竿を決めイーブンに戻すと、7番でまたもリードを許すがすかさず8番で気合のパー。再びイーブンに戻した。そして最終ホール。先にボギーで上がった朊部に対し、入れればCBで勝利の古山のボギーパットはラインどおりカップへ。入った!と思った瞬間、ボールはカップに蹴られ無情にもカップインならず。まくりの古山が逆にまくられるという予想外の結末で朊部が準決勝へ。 準々決勝第2試合、慎太郎対智久の一戦はハンデ25。パー・パー・バーディー・パーと絶好のスタートを切った慎太郎に対し、智久も前半だけでボギーを4つも取る好プレーで応酬。前半は共に3ホールずつ取り合ってイーブン。後半も4番まで両者譲らずゲームの流れは全く読めない展開であった。しかしシングルハンデの5番・6番でボギーを奪った智久に対し慎太郎が痛恨のダボ・ボギー。この日初めて智久が2アップのリードを奪い、ダブルハンデの続く7番がアップドーミーとなった。後が無くなった慎太郎であったが、このホールでもパーが奪えずボギー。すると智久は見事ダボを奪ってゲームセット。後半は一度もトリプルを叩かなかった智久がネット66の好プレーで慎太郎を3&2で振り切り、まさかのベスト4進出を決めた。