10/05/13 大荒れのマンギラオ ネット72の慎太郎が今期3勝目 1回戦が終了、梅田は酒井に逆転負け 16番は共にダボとするがこれで酒井が逆転し初めて1アップのリード。そしてアップドーミーとなった17番、この勝負どころで酒井はこの日初めてのパーを奪って試合終了。2&1で酒井が見事な逆転勝利を収めた。久保対高井は久保の不戦勝。そして2期連続1回戦不戦敗の佐竹対マッチ初参加の茨木の対戦は佐竹が不戦勝で本戦初勝利となった。
10月最初の週例会は恐怖のマンギラオ。風もなくグリーンも柔らかい優しいコンディションのはずが、罰金は今期最多の18人、なんと4位から以下全員が罰金という大荒れの展開となった。7位のネットが80で3位はやっと罰金を免れたネット77の長谷川。2位はアウトで40を叩きながら、インでは13番から3連続バーディーを奪い35をマークした富吉がネット74で2位。そして優勝したのは、アウトで38をマーク、インは43としてしまいながらも、12番・15番のニアピンをゲットする活躍を見せた慎太郎がネット72で今期マンギラオで2勝目、4勝の野口に続く5人目の今期3勝目を挙げました。 この日は1回戦の締切日。注目の一番人気、梅田が酒井と対戦した。序盤硬さが見られたのは酒井。出だしで7・8と躓くと続く3・4番こそボギーに抑えたが、その後はボギーが奪えず前半は梅田が2アップとリードして折り返した。10番で梅田がパーを奪ってその差を3アップに広げ、このままリードするかと思われたが、11番で梅田が8を叩くと試合の流れが一変。以降梅田はパーを奪うことができずボギーも14番の一つだけ。一方の酒井は前日の練習で得たボールの位置を思い出すとショットが安定。15番までに4つのボギーを奪いついに梅田に追いついた。残り3ホールは全てハンデホール。
10/12/13 青木がネット70で1年半ぶりの優勝 2回戦2試合 注目の酒井は 新崎対関根の2回戦。4番まではいい勝負かと思われたが、5番から関根が乱れだして6ホール連続で新崎がアップ。11番の引き分けを挟んで12番が早くもアップドーミーとなった。ここは新崎のダボに助けられてやっと一つ返すことができたが、続くハンデホールは引き分けるのが精一杯。そして14番でトリプルを叩いて試合終了。6&4の大差で新崎が関根を一蹴。なんと2011年の春の大会以来、実に5大会ぶりに新崎が本戦での勝利を手にした。
台風26号の影響で開催が危ぶまれた10月12日の週例会。3人が直前でエントリーを取り消したものの19人がタロフォフォに集結。予想を大きく裏切り、雨による中断はわずかに1度だけで無事成立となった。しかし強風とぬかるんだ地面に大苦戦。タロフォフォでは今期最多の$71の罰金を集める結果となった。そんな中、今年ここまで3位が4回、2位が4回と上位に入りながらまだ優勝がなかった青木が、41・40の安定したプレーでグロス81をマーク。この日唯一人のアンダーパー、ネット70で昨年の3月以来、実に19ヶ月ぶりとなる優勝を果たした。 3大会にまたがり目下マッチ6連勝中の酒井が野口と対戦。前半大荒れながらも野口の不調に助けられてなんとか2ダウンで折り返した。1回戦の梅田戦同様、そろそろ練習の成果を思い出すかと思われた後半、しかし10番では11、11番では8を叩いて前半にましての大乱調。パーの取れない苦しい野口に対して後半1ホールも奪えないまま15番がドーミーとなり、そこで再び11を叩いて大炎上。文句なしのブービーメーカーとなり、野口がネット79で同じく下位に沈みながらも労せずして3回戦に駒を進めた。
10/19/13 大荒れのスターツ ネット72の藤井が今期3勝目 3回戦2試合 巨樹と野口がベスト4入り 野口がセカンドを池に入れてトリプルを叩くと、対する橋本はセカンドを2連続OBで11。続く5番は共にパーとしたが次の6番で今度は野口がティーショットでOBを打つと、橋本は乗らず・寄らず・入らずのスダボで分け。続く7番も両者スダボという手に汗握る一進一退の泥仕合が続いた。そして野口のアップドーミーで迎えた8番ドラコンホール。勝負に出た野口の手にはドライバーが。OBだろうと思うギャラリーの心配をよそにボールは狭いフェアウェイど真ん中を捉えた。このギャンブルショットが功を奏し、ボギーながら橋本がトリプルを叩いてゲームセット。同伴競技者も疲れ果てる好勝負は2&1で野口が橋本を下し、7大会ぶりにベスト4へ駒を進めた。
前週同様、台風の影響で開催が危ぶまれた10月19日スターツでの週例会。幸い雨の心配はなくなり、ぬかるみも気にならなかったが、いつもとは逆の強烈な風に煽られ大苦戦。参加16名の内半数の8名が100叩きにあい、罰金はスターツでは史上2番目となる合計$73、罰金単価ではそれまでの記録を$1も更新する$4.56という記録に残る大荒れの結果となった。罰金を免れたのは4位の青木、3位の長谷川、2位にはネット74の巨樹が入り、優勝したのはグロス79、ネット72でホームの藤井が今期3勝目を手にした。 新崎対巨樹の3回戦。イーストからスタートしたこの日は1番・2番が強烈なアゲインストとなり、飛距離に勝る巨樹が連続アップ。3番・4番でも巨樹が連続でパーを奪い、一気に4アップとリードした。その後5ホールは両者まったくの同スコアで前半を折り返し、再びゲームが動いたのはノースの1番。ここも強烈なアゲインストで直樹が更にリードを広げ5アップとした。2番でやっと新崎が初めてアップしたが、その後またもや3ホール連続で同スコアとなりゲーム終了。巨樹が1ホールしか落とさず、5&4で新崎を下し2大会連続のベスト4入りを果たした。連続優勝を目指す橋本対野口の一戦はネット84同士の泥仕合。両者イーブンで迎えた後半ノースの4番。
10/26/13 柴田・小川がネット67 しかし優勝はネット68の藤崎 2回戦3試合 金渕が7年ぶりの2回戦突破 5&3の完勝で記念のマッチ初勝利を手にし、サイパンへ旅立った。 金渕対久保の対戦は泥仕合。前半43を叩いた久保に対し金渕はパーが一つも取れずグロス50。調子の悪い久保が2アップで前半を折り返した。1番のパーでリードを3つに広げた久保がそろそろ調子を取り戻すかと思われたが、2番から反対に金渕がパーとボギーを重ねて4ホールで3アップしついにイーブン。その後も久保の調子は一向に上がらず、後半は両者共にグロス45。2番以降7ホールで負けなしの5アップを奪った金渕が2&1で見事な逆転勝利を収め、実に7年ぶり15大会ぶりに2回戦を突破し富吉との3回戦に駒を進めた。
3週間ぶりに雨の心配がなかった10月の月例会。26人がタロフォフォに集結し、久しぶりにレベルの高い優勝争いを展開した。7位はネット71の金森。同ネットでこの日総ニギリの佐竹と熊谷が続き、ネット70の青木が4位。そして優勝争いは、柴田と小川がネット67で並び、柴田が優勝、小川が2位かと思われた。ところが、なんと二人とも今月は優勝資格なし。代わって月例優勝を手にしたのは、第1週の幹事で優勝資格を取得していた藤崎が、二人に続くネット68をマーク。今年開幕戦以来の今期2勝目をゲットした。 中嶋対富吉のエブリワンの戦い。前半のインで珍しく3連続ボギーを叩きリードを許した富吉であったが、その後中嶋の3連続ダボに助けられ前半を1アップで折り返した。すると後半のアウトは3つのバーディーを奪って相手に1ホールも与えず、3&2で勝利した。在籍した2年間4大会で一度も本戦を経験したことのない佐竹が、この日最終戦であるにもかかわらず不戦敗宣言せずに亀井と対戦。序盤から亀井を圧倒し5ホールで4アップ。インスタートの17番からは4連続アップで2番を終わって7アップ、3番が早くもドーミーホールとなった。ここで亀井がやっと意地を見せて3連続アップと踏ん張ったが、6番で佐竹がこの日5個目のパー(うち1個はバーディー)を奪いゲームセット。