11/02/13 金森が野口に並ぶハーラートップの4勝目 マムシのサミー復活 ベスト4出揃う 前週亀井からマッチ初勝利を挙げサイパンに旅立ったはずの佐竹がこの日ゲリラ参戦して藤井と対戦。しかし幹事Kの画策で久保・慎太郎といった強者どもが集まる組に入れられた。前週餞別をたんまりと手にした佐竹は、まるで腹を空かした3匹のライオンの檻に入れられたよく太った羊状態。あまりの緊張のせいか出だしから9・14・7と始まり前半ですでに青色吐息。インに入ると11を叩いた11番で久保にバーディーを決められ大流血。9を叩いた14番では藤井に決められ失神寸前。15番を終わったところでついにドクターストップがかかった。その後なんとか最後までプレーを続け、最終戦は記憶に残るメモリアルゲームを経験し、今度こそサイパンに旅立った。
11月最初の週例会は恐怖のマンギラオ。時折降るスコールと強風に苦しめられ、参加16名で4人が満額、6位からがドネーションといつもどおりの厳しい結果となった。前週の総ニギリでネット67で大勝した佐竹がこの日も参戦。しかしこの日はスタートから大荒れで自己ワーストタイのグロス132、オリジナルネットは自己ワースト記録を更新する105で見事ブービーメーカーとなった。上位陣はまずインで39をマークした藤井がネット75で3位。インは50と崩れたが、前半41の貯金が利いた康充がネット74で2位。そして優勝したのは、この厳しいコンディションではかつての定位置、BBかBMだろうと思われた金森がまさかのグロス99。2位に5打差のネット69で自身最多となる年間4勝目を挙げた。  7年ぶりに3回戦に進出した金渕が絶対王者富吉と対戦。前半パットを入れまくり12パット。厳しいコンディションの中、パーが3回、ダボは一回しか叩かないゴルフで落としたホールは富吉がバーディーを奪った1ホールのみ。金渕が3アップのリードで前半を折り返した。インに入ると富吉がじわじわと差を詰め、16番を富吉が取ってついにその差は一つに。カウントバックを考えると残り2ホールで富吉が逆転するかと思われた。ところが、連続ダボで上がった金渕に対し富吉は17番ボギー、最終ホールはまさかのダボ。最後の勝負処でパーを奪えなかった富吉がまさかの敗退。金渕が2アップで8年ぶり、18大会ぶりに野口の待つ準決勝へ駒を進めた。
11/09/13 グロス79の長谷川がネット71で今期2勝目 準決勝2試合 決勝戦はダブル野口対決に決定 5年ぶり3度目の決勝進出を狙う藤井と初の決勝進出を目指す巨樹の準決勝。バーディーが奪えない藤井は序盤に許したリードを縮めることができず、3ダウンで16番がドーミーホールとなった。残りは全てハンデホール。なんとしてもバーディーが欲しい藤井だが、ここでもグリーンを外しパー。勝負あったかと思われたが、巨樹は乗らず寄らず入らずのまさかのダボ。続く17番ではOBなどで9を叩き勝負は最終ホールまでもつれた。イケイケの藤井は残り120ヤードの3打目をピン2メートルにつけバーディーチャンス。一方藤井の挑発に乗らずティーショットでアイアンを使った巨樹は残り100ヤードの4打目を残した。ピンは手前、風は強いアゲインスト。プレッシャーの中、巨樹が放った4打目はなんとピンの下1メートルにナイスオン。結局藤井は最後までバーディーが奪えず、2アップで巨樹が勝利。5回目にして初の決勝進出を果たした。
11月9日タロフォフォでの週例会はちょっと寂しい14名が参加。前週マンギラオでネット69で優勝した金森が、この日は一転ネット90で4ヶ月ぶりのBMになり、熊谷は1年ぶりに100叩き。ニアピンはなんと2年ぶりに2ホールが該当者なしという荒れる展開の中、上位陣もスコアは伸びず3位はネット74の青木。2位はネット73で復帰後最上位に入賞した中嶋。優勝したのはアウトで37をマークした長谷川がグロス79にまとめてネット71。タロフォフォでは昨年4月以来となるハイネットでの優勝で今期2勝目をゲットした。 9年ぶり5回目の決勝進出を狙う金渕と、3年ぶり同じく5回目の決勝進出を目指す野口の準決勝。前半はグロス53と45で両者共に精彩欠き、しかしゲームは野口の1アップと接戦のまま後半へ。10番・11番を交互に取り合って12番は互いにトリプルを叩くなど、ズルズルと最後まで勝負はもつれるかと思われた。ところがハンデホールの13番で逆にリードを広げた野口は15番も取って3アップとし16番がドーミーホールとなった。上がり2ホールはハンデがあるため、金渕がこのホールを取ればまだ勝負は分からない。そこで金渕が見事パーを奪って意地を見せたが、対する野口もパー。前週28パットとパットを入れまくって富吉を破った金渕であったが、この日は生命線のパットが不調で36パット。ハンデホールを前にして、3&2で野口が金渕を破り、3年ぶり5度目の決勝に駒を進めた。
11/16/13 グロス78の慎太郎が最多勝に並ぶ4勝目 マッチ決勝は次回か?  
11月16日恐怖のレオパレスにゲスト1名を含む17名が参加した。この日最も周囲を沸かせたのは久保。前半を37で折り返すと後半も15番までは2オーバー。16番で痛恨のトリプルを叩いたがグロス79。バーディー3個とニアピンも3個ゲットし、ネット72で1年ぶりの優勝か?!と思われた。ところが、同じく前半を37で折り返した慎太郎が後半も41にまとめグロス78、ネットは69。野口、金森に並ぶ自身最多となる今期4勝目を挙げた。 この日はコマッタチャンも対戦がなくマッチはお休み。注目の決勝戦、負けた方はその後「野口」を名乗れなくなるという雄充(タケミツ)VS巨樹(ナオキ)の世紀の一戦は次週以降に持ち越し。
11/23/13 グロス77の長谷川が参加2週連続優勝で3勝目 マッチ決勝はまたも持ち越し  
11月23日スターツでの週例会にゲスト2名を含む19名が参加。強風のためか半数以上が罰金、60台が一人もいないというスターツでは厳しい結果となった。その中で注目を集めたのは雄次。復帰後最高となる2年半ぶりのグロス90、ネット72で3年半ぶりの優勝?! かと思われた。ところが、トリプル発進したはずの長谷川がグロス77でホールアウト。調整の調整の調整でハンデは5ながらネットは雄次と同じ72。結果、雄次は惜しくも優勝を逃し2位。長谷川が1週の欠場を挟み、自身2週連続優勝を果たした。 新崎と伊藤だけが気にする決勝戦、負けた方はその後「野口」を名乗れなくなるという雄充(タケミツ)VS巨樹(ナオキ)の世紀の一戦はまたも次週以降に持ち越し。このまま両者リングアウトで流れるのか?!
11/30/13 柴田2ヶ月連続資格なしの2位、徹が今期2勝目 11月の月間MVPは39ポイントの長谷川  
11月30日タロフォフォでの月例会に16名が参加。合計14個のバーディーが飛び交う中、前半のインを折り返したところで小川43、金渕42、青木38、長谷川37と入賞者全員が60台の優勝争いを予想させたが、残念ながら皆後半に失速。反対にインは43と精彩を欠いた藤井がアウトで3連続バーディーを奪うなどして34をマーク。ネット70で3位に食い込むと、7番で9を叩いて優勝争いから脱落と思われた徹が、続く8番でバンカーからの3打目が旗に当たってそのまま真下に落ちてカップイン。起死回生のバーディーでネット69。そして遠征から帰国したばかりの柴田が、43・42の85。疲れも見せず、調整ハンデながらネット68で今期2勝目! と思いきや、なんと優勝資格なし。結果、柴田が2ヶ月連続の繰り下がり2位で、徹が2勝目をゲットした。 4回の参加で優勝2回、ニアピン2個、ドラコン3個の活躍を見せた長谷川が39ポイントを獲得。歴代4位の高ポイントで受賞。