タロフォフォで行われた7月の月例会は天候にも恵まれ好スコアが続出。20名中罰金は僅かに2名、アンダーパーが9人、そのうち60台が4人というハイレベルな優勝争いを繰り広げた。グロス78をマークした青木のネットは68。入賞して月間MVPかと期待したが残念ながら4位。3位はなんとネット66の新崎。2位はニアピンを2個ゲットした関根でネットは65。優勝は関根と同ネット65の徹。同組で廻った青木と同じグロス78をマーク。今期初優勝は記念のグラスがもらえる嬉しい月例優勝で、月間MVPも同時受賞です。 |
ついに行われたマッチ決勝は球史に残る名勝負となった。この日のために連日練習場へ通った青木対、前日に練習ラウンドを行い89を叩いた徹の一戦。前半は完全に青木のペース。ハンデホールの2番で徹に先手を取られたものの、3番ですかさずバーディーを奪うとそこから4連続アップ。練習の成果を発揮しアウトは37。10年ぶりの優勝に向かい、2アップで折り返した。ところがインに入ると今度は徹が反撃。10番をバーディー、11番パーでイーブンに戻すと、12番でも再びバーディーを奪いついに逆転!と思われたが、ここで青木が長いバーディーパットを先に決め、このホール両者バーディー。しかし続く13番は最後のハンデホールで、ここで共にボギーを叩き、ついにこの試合徹が初めてリードを奪った。残りは5ホールでスクラッチ勝負。 |
14番・15番は両者共に譲らずパー。インはここまで青木が1オーバー、徹は1アンダー。そして迎えた16番ショート。右奥に切ったピンに対し、先に打った徹は安全にセンターを狙い僅かにショート。これに対しピンを狙った青木のショットは、右に出てそのままOBゾーンへ消える痛恨の一打。徹の2アップとなり迎えた17番。後がない青木であったが、2打目さらに3打目もダフッて3オンもならず。このホールパーとした徹が最終ホールを前に3&1で勝利した。2人のグロスは共に78。青木は今年2度目、徹は2年ぶりの70台を決勝の舞台でマークするという勝負強さを見せ、3年ぶり2度目のマッチ優勝の栄冠を勝ち取った。 |