俊基が月例と月間MVPのダブル受賞
マンギラオで行われた11月の月例会に16名が参加しました。1組目の坂根が実力通りこの日のベスグロ83で廻りネット74。またも月例優勝と月間MVPのダブル受賞もあるか?と思わせたが、この日は同伴競技者に恵まれた3組目の4人が全員罰金なしという素晴らしいゴルフを展開。今月デビュー2戦目で早くも初優勝を挙げた博文がグロス108、ネット73で坂根をかわし月例優勝&史上初の参戦即月間MVPか!?と思われたが、このところ参加が増えて調子が上がってきた同組の貴之もグロス86で同ネット73。こちらが月例優勝か?!と思われた。
月間MVP1位・2位の鈴木俊基・博文会員
がしかし、優勝したのはやはり同組の俊基。5月のデビューから5ヶ月間で90台は3回しかなかったが、ここへ来て89を含む5週連続で100を切る安定感。この日も難しい上がり2ホールを唯一人連続パーで締めてグロス95。2位に3打差をつけるネット70で新人ながら早くも通算3勝目、今月2勝目を挙げ、月間MVPでも6ポイント差の博文を逆転し、2008年の山口以来、新人としては2人目の月例優勝&月間MVPのダブル受賞を果たしました。
さて、今年も残すところあと4週。2020-21年各賞レースの行方が気になるところだが、
ここへ来て注目は最近存在感のない野口。現在規定打席に一つ達していないが、平均パット部門では1位の青木に0.14ストークの差をつけての隠れ1位。さらに平均ネット部門でも1位の坂根に僅か0.16ストローク差の隠れ2位で、あと1回出場すればいきなり2冠を獲得するかもしれない。どちらも過去に受賞したの事のない賞なので、本人も狙いたいところだろう。過去にはシングルに最も近い男と呼ばれ、九十九会を牽引してきた在籍29年、現役最古参の野口。シングルの夢は叶わぬも、このチャンスをものにできるか?